タスクが積み重なっていて,忙しいといえば忙しいし,怠けてるから忙しくなっているといえば,そうなっているような気がする今日この頃.

研究室の歓迎会.私を除く同期が上手いこと教員たちと会話ができていて焦りを感じた.会話を着実に積み重ねる同期に対して,一方,私は発言するたびに場が少し停滞というか,せっかく盛り上がっていた会話に水を差すような形になり気まずい.こちらの意図としては,更に話を盛り上げようとして話題を放り投げたつもりなのだけど,思うような効果は全く得られなかった.結局,頷いたり,沈黙しているほうが良い結果が得られた.一応,歓迎会では酒をかなり久しぶり(というか,飲み会で酒を飲んだのは恐らく人生で二回目)だったので,酒パワーで何とかなるんじゃないかと安易に考えていたのだけど,言動については特に普段の自分と違った様子はなかったし(チューハイを四杯程度飲んで,頭が若干痛くなった),実際,他人とのコミュニケーションの在り方も変わらなかった.飲み会では普段は話せない本音を話せるという割とネットで見かける都市伝説的なナニカは少なくとも歓迎会では当てはまらなかった.私の飲んだ量が少なかったのが原因かもしれないが,ただ,流石に飲みすぎると,私みたいに酒が非常に弱い人間は嘔吐したり,急性アルコール中毒で救急車のお世話になったりするので,飲み過ぎないようにセーブしないといけないのだけど.まあ,酒は好きではないし,得意ではないので,よっぽどのことがない限り泥酔ということにはならないと思うし,飲みすぎに関しては心配する必要はあまりないかも.結局,歓迎会が終わった後,普通に帰ろうと思って駅を目指して歩いていたのだけど,探すべき駅の場所を把握せずに漫然と歩いていたせいか,駅に着かずに終電を逃したので,サークルに顔を出した後,大学で一泊.今は普通に研究室の自分専用の椅子に座って寝ているのだけど,真面目に寝袋の購入の必要性を感じる.やっぱり,変な姿勢で寝るのと体がおかしくなるし,若いならまだしも成長から老化に折り返した私としてはある程度体を労わってやらないと後々酷い目に逢う.

他人と一対一で仲良く話せている自分というのが想像できない.相手は結構一生懸命私に話題を振ってくれて,私もそれに対して頑張ってボールを返そうとしても,ボールはよくわからない場所に飛んでいってしまって,残るのは気まずさだけ.親と話しているときにはこういうことが起こらないし,他人と他人の一対一の会話を盗み聞きしていても,そんなに難しそうに感じないのに,自分で実践しようとするとこれほど難しいことはない.歓迎会の飲み会でも感じたけど,一体私の何が根本的に悪いのかよくわからない.確かに,よく考えずにモノを言って,こいつは何を言っているのだ,という状態になることは私でも仕方ないと思うのだけど,そういう目に見える不味い対応をしてないのに,会話が停止して,手持ち無沙汰になり,何となく気まずい状態になるのがよくわからない.他人と円滑にコミュニケーションを重ねられる他人とそれができない私の差異がどこらへんにあるのかわからない.よくわからないから,一向に気まずい状態が是正されない.事務連絡みたいな誰が伝えても内容と伝えられた側の心情に大した変化がない事項を話すときには結構上手に会話できることを考えると,人間的魅力が乏しいところに原因がある?

ある閉鎖されたコミュニティにおいて,最初の段階では,容姿なんかの要素で必ずしも全員が全員,仲良し度が同じ状態でスタートするわけではないけれど,まあ,それでも,仲良し度に大差がついているわけではないわけで,ほぼ平等なスタートといえるはずなのだけど,徐々に面白い・つまらないが明らかになるにつれて,商品価値がある人間の周囲には人が集まり,商品価値がない人間は相手にされなくなる.そして,不人気であることに自覚的な人間が焦って周囲の気を引こうとすると,うざがられる.かといって,全く接触していないと,あいつは付き合いが悪いなどと陰口を叩かれ,場の雰囲気を壊す悪人としてメタメタにされる.そういうわけで,商品価値のない人間は非常に難しいポジションにあるといえる.接触しようとすればうざがられ,かといって,全く接触しなければ文句を言われる,面倒くさいことこの上ない.たぶん,そういう商品価値のない人間の最適ポジションは,自分から積極的に発言することはせず,周囲で頷いて同意の意を示すポジションだと思う.これならうざがれることもないし,接触を全く断っていないわけだから,相手としても不愉快にならない.というわけで,これからは積極的にこの手法を試していこうと思う.特に研究室のようなクラッシュさせたら致命傷を負うコミュニティにおいては,有効な手法だと思う.

日本語能力が糞なので辛い.