今日は大学に研究報告に行ってきた(二ヶ月以上前からやってね♪と言われていたのに多分累計でも10時間程度しか時間を掛けてない研究報告).研究報告の結果,色々あって考えていた案だと勝算があんまりにも薄いので(下手するとM3まであり得ると言われた),違う研究テーマを急遽やることになった.自分がやりたいと思っていた研究をそもそもできる研究室ではなかったから,まあ,別にこの妥協に関しては割りとどうでも良いのだけど,やりたい研究があって大学院にわざわざ進学する人がいる現実を考えると,コンプレックスが多少は刺激される.卒業しなければどうしようもないという現実を考えれば,やりたいことがあるから研究をやるんだ!という高潔な生き方を選べないのだけど.自分の場合,自大院に落ちて自大院よりもレベルが高い大学院に進学してしまっているという現実があるから,修士課程を修了するために何でも良いからやるという姿勢はまさに学歴ロンダっぽい感じがして嫌だ.まあ,でも,自大院に落ちたのは完全に私の過失だから他者にそういう風に蔑まれても仕方ないと受け入れるしかない.

自分には才能も情熱もないから研究で顕著な業績を上げることができないのは既にわかっているし,何かになりたいという夢もないからどうしても何もする気が起きない.甘えであるのは解りきってるけど,どうにもならない.院試に落ちた時点でトドメを刺されてしまったんだと思う."やりたいこと"のために何もやってなかったのは以前も現在も変わらないけれど,少なくとも以前の私はたとえそれが口だけであっても"やりたいこと"があった.今はもう分野的にあまりにも遠くに来すぎてしまったから,それができないことはわかりきってるし,独学でやるほどの情熱があることがないということもわかってしまってる.自分には本当にやりたいことがないというのは自分の空っぽさを表わしているみたいで辛い.

他人から必要とされない人間であるのに一人ぼっちは寂しいという理由で他人と関わりを持ちたいと思ってしまうのは他人からすると迷惑以外の何物でもないのかしら?そういう感情を押し殺してでも他人と付き合う心の強さが必要なの?自分の寂しさ故に他人と関わりを持ちたいと思うのは自分の都合しか考えられない自己中心的な考えなのかしら?