憂鬱です.講義ばかりで大学院に入ったという気がしない.早く研究をしたいと思いますし.研究やらスキルアップのための勉強をして,前に進んでいる感覚に陥りたい.

学部の頃の研究室を思い出しては,あの研究室って実は凄く居心地が良かったんだなとか,あんなくだらないことで怒ってしまって全てを台無しにしてしまった私って本当に馬鹿とか,そういうことを頭の中に空白が生じると考え始めて,憂鬱になる.私は失ってはいけないものを失ってしまったことに気づいて,喪失感が結構すごい.指導教員とアホな話をして大笑いすることなんて,この先の人生には待っていないのだと思うと,あの時の思い出が蘇って痛い.今の研究室の先生たちのことは殆ど知らないけれど(どんな研究をやっているかは把握しているけど),たぶん,学部の頃の指導教員を超える先生にはもう出会えないのだと思う.それが私の罪に対する罰なのだと思えば,仕方ないと思えるけど.失わないとわからないことはあるけれど,失った頃にはもう手に入らない.残酷だとは思うけど,そもそも,その大切さに気づけなかった鈍感な自分が悪いので仕方がない.人間関係なんていうのは一度壊れてしまえば,よほどのことがない限りまた良くなることなんてないわけで,私は恥の多い人生を送ってきた.自分の所為で関係が壊れてしまった人達とやり直したいなんて思うのは傲慢なのだ.